mac上のbootcampは、OSがリモートデスクトップに対応していれば、通常のwindowsと同じ様にリモートデスクトップが可能です。iPhoneからでもRemote Desktop - RDP -などを利用できます。リモートデスクトップからMacOSに再起動もできますが、切り替えはリスクも伴います。以前に、再起動かけたところ、そのままフリーズしてしまい、以降の操作が出来なくなった事があったので、できればwindowsをMacOS上から利用する方が、リスク回避になり、いろいろと便利です。
一般的には、MacOS上でVMware FUSIONを動かし、windowsをVNCのMocha VNC Lite、Mocha VNC、iTeleport: VNC & RDP やSplashtop Remote Desktopで、操作すればよいのですが、今回は、VMware FUSION上のwindowsを直接Splashtop Remote Desktopを操作してみました。
MacOS上で、VMware FUSIONを起動させ、Splashtop Remoteサーバーを開始してみましたが、通常の初期設定では、iPhoneのSplashtop Remote Desktopからは、認識してくれません。
これは、VMware FUSIONで仮想マシンの設定の関係です。メニューバーの仮想マシン→設定を選び、
次に、ネットワークを選びます。
初期設定ではNATになっていると思います。このままでは、上記のような192.168.**.**の更なるIPアドレスが与えられます。
そのため、ブリッジにします。
このままだと左上にメッセージが出ますので、一度、仮想マシンを再起動します。
この状態ですと、下記のような10.0.**.**の更なるIPアドレスが与えられます(これはルーターのアドレス割り振りによりますが、ホストのmacと同じグループのアドレス割り振りです)。
この状態で、iPhoneのSplashtop Remote Desktopを立ち上げると、同一LAN内なら、しばらくするとVMware FUSION上で起動しているwindowsを探してくれるので、選択してSplashtop Remoteサーバーで入力したパスワードを入力すると、下記のようになり、
無事iPhoneから操作できます。(macの画面)
これだと、iPhoneからwindowsをネイティブぽく操作が出来ます。(iPhoneの画面)
VMware FUSIONを起動させ、windows上でSplashtop Remoteサーバーを起動させ、MacOS上でもSplashtop Remoteサーバーを起動しておけば、iPhone上からOSの選択のような事ができます。
これで、iPhoneやiPadでいろいろなOSが楽しめます。