ソラーエアーポンプのパワーアップ

ソーラーエアーポンプ - ほにゃらら日記を昨夏より使用していましたが、パワーアップを検討し、パネルを探していました。
元々のものは1.5V、700mAのようです。

そのため1.5Vのものを探しましたが、なかなか見つかりませんでした。モーターの関係、充電池のことを考えると安易に高いボルトのものは使用できません。
秋葉原秋月電子でアンペア数は少ないですが、1.5Vのものを見つけました。http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-05203/


1.5V、250mAですので、4枚を並列につなげば1000mAになるはずですので、今までのものより300mA多くなります。
ということで実験です。
温室内のいちごなどの水耕栽培トレイにソーラーエアポンプを使用していますが、この時期は、温室内への日照時間が少ないです。
この時間(8:30頃)は、温室内ではエアーポンプは動きません。
外に出して、ソーラーパネルに日光があたるようにすると、


動き出します。

手で日光をさえぎるとエアーポンプが止まります。手を離すと再び動き出します。

新たに購入したソーラーパネルに変更してみました。
1.5V、250mAのソーラーパネル1枚では、動きません。


2枚(500mA)では、わずかに動いてエアーが出ています。


3枚(750mA)では、元のソーラーパネルと同様の動きです。


4枚(1000mA)では、パワフルな動きです。


元のパネルもつけてみました。(1700mA)更にパワフルな動きです。




今まで1枚のパネルだと太陽光の位置によって、発電できなかったのですが、複数のパネルがあれば向きをかえる事によって、日中はほぼ発電ができそうです。
ちなみにこのソーラーエアポンプは、ハイブリッドモードがあり、余剰電流を充電池(今回はエネループ)に蓄積して、太陽があたらない時間もエアーを出します。
そのため、日中はソーラーパネルから直接エアーポンプを動かし、日没頃からはエネループによる駆動によって、夏の場合、朝6時頃から夜10時頃までソーラーパワーだけでいけそうです。
ただモータへの負荷が少し心配です。