PaSoRiパソリその4(解決編)

前回PaSoRiパソリその3(確定申告入力編) - ほにゃらら日記は、数字入力まででした。今回は、トラブル&解決編です。
最後まで入力すると、5000円の控除が受けられるので、還付されると喜んで、進めていくと最後の最後で住基カードPaSoRiパソリの上に置いても認識してくれませんでした。
何度やってもだめで、最初からよく考えてみるとPaSoRiパソリは元々macに対応しておらず、macで電子申告で使えるリーダライタは、NTTのものなどに限られていることに、この期に及んで発覚しました。役所でもらったリーダライタの一覧表は、小さくて読めないし、平成21年12月11日現在の内容だし、利用者のことをあまり考えていないようです。

とりあえずこれまでのデータを保存しておきました。
今さらリーダライタを買い替える訳にもいかず、仕方なくwindowsを使用する事としました。
bootcampも導入していますが、再起動が面倒くさいのでもっぱらVMware FUSIONを利用しています。
元々、windows XPを導入してあったので、早速やり直しです。
以前の記事PaSoRiパソリその3(確定申告入力編) - ほにゃらら日記と同様にしましたが、windows用のソフトをインストールし直しました。(このことは多くの記事があるようなのでそちらを参考にしてください)
最初は、すべて初めから行わなければならないと思い、挫折しそうになりましたが、macで保存したデータをVMware FUSION上にコピーし、平成22年分 確定申告書等作成コーナーhttps://www.keisan.nta.go.jp/h22/ta_top.htm
作成再開をクリックしてmacから移したデータを読み込みました。特に問題なく読み込みされ、今までのデータを利用する事が出来ました。これで大丈夫と思いましたが、またまた最後の最後で住基カードPaSoRiパソリの上に置いても「ICカードが認識できませんでした」というエラーが出てしまい認識してくれませんでした。
もうだめだと思いましたが、作成コーナーからe-Taxに送信する途中でエラーメッセージが表示された場合のここにhttps://www.keisan.nta.go.jp/survey/publish/33556/faq/33642/faq_33701.php「管理者として実行」から起動することで解消される場合がある と書いてありました。今回は、XPなので関係ないし、今は管理者権限でのアカウントだし、どうにもならないと思っていました。
翌日、たまたま、XP上の新しいアカウントを作る必要があり、だめもとと思ってこのアカウントで保存しておいたデータを読み込んで進めていき、住基カードPaSoRiパソリの上に置いたところあっさり認識されました。その後は、申告データを無事、国税庁に受けとっていただきました。
調べてみると、別の管理者権限のアカウントを作るという事は、最後の手段としてあるようです。
結局、MacOSのみでは完結できず、windowsを使用しなければならないのは、現状では仕方ないのかもしれません。
NTTのリーダライタを買えばよかったのかもしれませんが、そうなると電子マネーの確認などは行えません。windowsmac上に導入しているmacユーザーなら、とりあえずは、PaSoRiパソリのほうがいろいろ楽しめるのでよいのではないかと思います。

iPhone4用の電子マネーシールも出ていますし...